渋谷再開発2026――「東京のサグラダ・ファミリア」が最終章へ | NETOKYO
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渋谷再開発2026――「東京のサグラダ・ファミリア」が最終章へ
「100年に一度」と称される渋谷駅周辺の再開発が最終章に入った。2026年度に新駅舎が完成し、2034年の全体完成へ向けたロードマップが明らかになった。テクノロジー視点で渋谷の未来を読む。
「東京のサグラダ・ファミリア」と呼ばれた理由
2002年から始まった渋谷駅の再開発は、あまりにも長く続くため「東京のサグラダ・ファミリア」と揶揄されてきた。しかし2026年、ついにその最終章が見えてきた。JR渋谷駅の新駅舎が2026年度に完成予定となり、2034年の全体完成へ向けたロードマップが明らかになった。
渋谷駅は4社8線が乗り入れる国内第2位の乗降客数を誇るターミナル駅。地下5階から地上3階の多層構造という複雑な環境が、長年の課題だった。再開発によって、駅の東西・南北を結ぶ多層的な歩行者ネットワークが整備され、「歩いて楽しい渋谷」へと生まれ変わろうとしている。
2026年の注目プロジェクト
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JR渋谷駅新駅舎
新南改札に隣接する新駅舎が2026年度完成予定。地上6階建て、延べ面積約5,300㎡。
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MITAKE Link Park
東京都児童会館跡地の複合施設。地上14階建て、子ども教育施設「ミタケアリーナ」など2026年度開業予定。
🛤️
4階東口スカイウェイ
渋谷ヒカリエから渋谷マークシティまでを結ぶ空中回廊。東西を一望できる新スポットに。
🏢
道玄坂二丁目南地区
高層オフィス棟(約155m)とホテル棟の複合再開発。渋谷マークシティと直結。
2030年代の渋谷ロードマップ
渋谷再開発 完成スケジュール
- 2026年度:JR渋谷駅新駅舎完成・MITAKE Link Park開業
- 2027年度:渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)開業
- 2028年度:宮益坂プロジェクトA街区(約180m)竣工
- 2029年度:渋谷二丁目西地区再開発(約208m)竣工
- 2034年度:ハチ公広場・都市基盤整備の全体完成
NETOKYOの視点
渋谷の再開発は単なる「工事」ではなく、東京という都市が自己更新する過程だ。完成した渋谷は、スクランブル交差点・空中回廊・緑の広場が有機的につながる、世界に類を見ない都市空間になるだろう。「工事中の渋谷」を体験できるのも、今だけかもしれない。
