量子コンピュータが東京にやってくる――2026年、日本の量子戦略 | NETOKYO
日本の量子コンピュータ開発の現状を、公開情報からまとめた編集記事です。 · NETOKYO Editorial
量子力学の原理を利用して従来のコンピュータでは扱えない規模の計算を可能にする量子コンピュータ。日本国内でも研究機関・企業による開発競争が本格化している。
IBMと東京大学の連携
2021年、米IBMのゲート型量子コンピュータ「IBM Quantum System One」が、米国外・アジアで初めて東京大学に設置された。東京大学とIBMは量子イノベーションイニシアティブ協議会を通じて連携しており、国内の大学・企業が量子コンピュータの研究・実用化に取り組む拠点として機能している。
理化学研究所の国産機
2023年には理化学研究所が国産初となる量子コンピュータを稼働させたことが発表された。政府は「量子技術イノベーション戦略」(2020年策定)のもとで、量子コンピュータ・量子暗号・量子センサーなど幅広い量子技術分野への投資を進めており、国産技術の確立を重要目標の一つとしている。

量子技術の応用分野
量子コンピュータの応用が期待される分野として、新薬開発における分子シミュレーション、金融分野でのポートフォリオ最適化、物流の経路最適化などが挙げられる。現時点の量子コンピュータは特定の計算タスクに限って従来型コンピュータを上回る性能を発揮する段階にあり、汎用的な実用化には引き続き技術的な課題が残るとされている。
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よくある質問
- 日本で量子コンピュータが設置された最初の場所はどこですか?
- 2021年、米IBMの量子コンピュータが米国外・アジアで初めて東京大学に設置されました。
- 日本の量子技術戦略とはどんな計画ですか?
- 2020年策定の「量子技術イノベーション戦略」のもと、量子コンピュータ・量子暗号などへの投資が進められています。
