シリコンバレーを捨てて東京に来た起業家――「ここが一番面白い」 | NETOKYO
Tokyo Stories
シリコンバレーを捨てて東京に来た起業家――「ここが一番面白い」
サンフランシスコのスタートアップを売却後、東京でゼロから会社を立ち上げたアレックス・チェン(34歳)。なぜ彼はシリコンバレーではなく東京を選んだのか。
「東京はスタートアップの新フロンティア」
アレックス・チェン(34歳)は台湾系アメリカ人。スタンフォード大学でコンピュータサイエンスを学び、サンフランシスコでAIスタートアップを創業、Series Aで1,500万ドルを調達した後、スタートアップを売却した。普通ならそのままシリコンバレーで次の会社を作るところだが、アレックスは東京を選んだ。
「シリコンバレーは競争が激しすぎる。優秀なエンジニアの採用コストが異常で、家賃も高い。東京はまだ発見されていない宝の山だと思った」。2023年に東京に移住し、渋谷でAIを活用したB2Bサービスを展開している。
東京スタートアップシーンの今
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資金調達環境の改善
政府の「スタートアップ育成5か年計画」で2027年までにVC投資額を10倍にする目標。外国人起業家への支援も拡充。
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エンジニア採用
シリコンバレーの3分の1のコストで優秀なエンジニアを採用できる(アレックス談)。
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コワーキングの充実
渋谷・六本木・丸の内にグローバル基準のコワーキングスペースが急増。起業家コミュニティが形成されている。
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アジア展開の拠点
東京を拠点にすれば、アジア各国へのアクセスが容易。シンガポールよりコストパフォーマンスが高い。
東京は今、10年前のシリコンバレーに似ている。何かが起ころうとしている気配がある。その「気配」を感じられる場所にいたい。
— アレックス・チェン(東京在住・起業家)NETOKYOの視点
東京のスタートアップシーンは急速に国際化が進んでいる。「日本市場は閉鎖的」というステレオタイプは2020年代に崩れ始めた。アレックスのような外国人起業家が「東京を選ぶ理由」が増えている。
